先週からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表が今週に入って本格化しています。一昨日から決算発表を行う企業が一気に増えるなかTOPIX500採用企業に限ると昨日が決算発表のピークで70社を超える企業が決算を発表しました。そこで今回は早速、昨日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に集計してみました。
そのうち2割程度の企業が通期の利益の見通しを上方修正しており、そのなかにはコンセンサス予想を上回る強気の上方修正に踏み切った銘柄もみられます。例えば任天堂(7974)ではこれまで1200億円としていた通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を12%近く上回る1600億円へと引き上げたほか、りそなホールディングス(8308)でも当期利益の見通しをコンセンサス予想を11%余り上回る水準へと上方修正しています。また、電源開発(9513)も営業利益をコンセンサス予想を10%近く上回るレベルまで引き上げています。