昨年10月下旬からスタートした3月決算銘柄の第2四半期決算発表も11月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの上期は2割を超す経常増益となったようです。そして上期がこのように大幅な増益となるなか、折り返しの中間決算ということもあって通期の業績予想を上方修正する企業も目立ちましたが、そうした銘柄のなかには上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄もみられます。

こうしたなか先日は上方修正で十年以上ぶりに最高益更新が見込まれるものを取り上げましたが、今回は上方修正で数年ぶりに最高益更新が見込まれるようになった銘柄をピックアップしてみました。例えば日立(6501)や日東電工(6988)では上方修正によって2015年3月期の最高益を3期ぶりに更新する見通しとなっています。