飛行機はほとんど飛んでいませんが、新幹線は臨時列車を除いていつも通り運行しています。因みに私がしてるのは東海道新幹線の話で、一日当たりの運転本数は300本程度で前年の2割減。一方利用者数は、緊急事態宣言発令後は前年比9割減とのこと。ふーむ。どうして飛行機と新幹線でこうも運行状況に違いがあるのでしょう?

飛行機は飛ばさなければ燃料を使わない。一方新幹線は、本数を減らしても架線に電気を流さない訳にはいかないし、恐らく大量の電気がいずれにしろ放電しているようにも思われるので、本数を減らしてもエネルギー代の節約率が極端に低いのでしょうか?電車は走らせないとレールも錆びそうだしなぁ。駅も線路も全てJRのものだから、即ち都度空港使用料みたいなものがないから、電車の運行は固定比率がとても高いのでしょうか。

本当のところは分かりません。しかし同じ長距離公共交通手段でも、そのコスト構造とかが随分と違うことが想像されます。新型コロナウイルス問題は、社会の様々なこと、それぞれの違いをあぶり出し絵のように見せてくれます。自然も、インフラも、お店も、そして人も。今観察しないでいつ観察する?五感を澄まして、色々と観察をしたいと思います。