原油の期近の先物が昨晩アメリカで暴落しました。20ドル付近だったものが、一気にマイナス40ドル付近まで、実に60ドル程度売られたのですが、これは原油の価値がマイナスになった訳ではなく、原油先物はフィジカル・デリバリーと云って、先物契約を買い持ちのまま終えてしまうと実際に原油のデリバリーを受けなければならず、貯蔵設備が既に満杯なため、お金を払ってでもデリバリーを受けることを避けねばならなかったために起きたことです。

そうは云っても、原油価格がここ最近暴落しているのは事実であり、エネルギー産業や産油国の行方、延いては世界経済全体の行方がとても気になるところです。しかし私には、実はもうひとつとても気になっていることがあります。東京の空も晴れると最近とても澄んでいますが、世界的に空気汚染は減っているようです。CO2の削減は、思いも寄らぬところから実現した訳です。で、ここで私がとっても興味があるのは、CO2が削減されたら、果たして本当に地球温暖化は止まるのか?と云うことです。

地球温暖化の原因は色々あり得ます。太陽の黒点運動の変化とか、地軸のブレとか。然しながら世界は、それはCO2が原因であると決めてきました。で、本当にそうだったのか?相関関係はあったのか?とても興味があります。因みに私は、温暖化自体にもいささか疑問を持っているのですが、そのことは今回は放っておきます。CO2と温暖化の相関関係の有無だけ知りたい!と思うのです。原油の暴落は、実に様々なところに影響を及ぼし、また色々なことをあぶり出すことでしょう。興味津々、キョロキョロです!