緻密さと成長には、逆相関があるでしょうか?今シンガポールに居ますが、海外を訪れて思うのは、成長の高い地域は、建物の外からの見栄とかは立派なのですが、建物の内装や空調その他内部の仕組みやサービスはまだまだ雑で、しかし一方、これらがしっかりと緻密な地域(ヨーロッパや日本など)では、成長が低いと感じます。

当たり前と云えば当たり前で、どこかでコストを下げなければ利益は出ないし、何かを捨てなければ、先には行けないものです。アメリカのインフラとかサービスも酷いところは酷いしなぁ。或いは、広い意味でのダイバーシティ(分散)が、成長の基盤となっているとも考えられるでしょうか?しかし何ごとも「塩梅」が肝要で、良い塩梅のダイバーシティがいいのでしょう。

さて、シンガポールでの仕事は最終日・三日目になりました。昨晩しっかり寝ないで居眠り睡眠をしてしまったのと、今日はギチギチに詰め込んでいて(夕方以降ドリンク1つ、ディナーが2つあります)、中々厳しいですが頑張ります。ランチにフードコートに入ったら、食べ物も、来ている人も、ダイバーシティの塊のような所でした。偶々同じテーブルで食べたインド人風の男性は、アメリカから来た元トレーダーで、今はフィンテックスタートアップをしている人でした。雑踏の中で食べて、短い間だけど色々話をして、映画のワンシーンのようではありました。雑踏の中からも、色々なものが生まれるのでしょうね!