7月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算発表と並行して行われてきたのが12月決算銘柄の上期決算発表ですが、それも先月中旬に終了となりました。こうしたなか昨日は上期の営業利益がコンセンサス予想を上回る増益となった銘柄を取り上げましたが、今回は営業減益ながらコンセンサス予想を上回った12月決算銘柄をTOPIX500採用銘柄のなかからピックアップしてみました。

例えば山崎製パン(2212)の上期の営業利益は前年同期比で10%余りの減益となりましたが、第2四半期3カ月の営業利益が10四半期ぶりに増益に転じたこともあってコンセンサス予想を5%近く上回っています。また、資生堂(4911)の上期の営業利益も3%減となりましたが、コンセンサス予想を6%以上上回りました。そのため山崎製パンと資生堂はともに決算発表翌日に株価が急伸しています。

営業減益ながら期待は上回った銘柄はこちらからチェック(PDF)