【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 26202.73  △240.29 (8/21)
NASDAQ: 8020.21  △71.65 (8/21)

1.概況

米国市場は小売企業の良好な決算を好感し反発しました。182ドル高でスタートし昼過ぎに305ドル高まで買われたダウ平均はFOMC議事要旨公表後に190ドル高余りまで弱含む場面もありましたが、引けにかけてやや持ち直すと結局240ドル高の26,202ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も71ポイント高の8,020ポイントとなっています。

2.経済指標等

7月の米中古住宅販売件数は年率換算で前月比2.5%増の542万戸となり市場予想を上回りました。また、7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、一段の積極的な利下げについて議論されていたことが判明しました。しかし、その一方で追加緩和が続くような印象を与えないことでも一致していたことが分かりました。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は11業種全てが上げました。そのなかでも一般消費財・サービスが2%近く上昇したほか、情報技術も1%以上上げています。

4.個別銘柄動向

ディスカウントストア大手のターゲット(TGT)が決算で売上高が市場予想を上回ったことで急伸し20%余り上昇し上場来高値を更新しました。ホーム・センター大手のロウズ(LOW)も決算が市場予想を上回る増収増益となったことで急伸し10%余り上げています。また、ウェアラブル端末のフィットビット(FIT)がシンガポールの健康促進局と提携すると発表したことが好感され2%以上上げています。

一方で高級住宅建設のトール・ブラザーズ(TOL)が4%以上下げました。決算で売上高と1株利益は市場予想を上回りましたが、契約総額などが市場予想を下回ったことが嫌気されました。

5.為替・金利等

長期金利は0.04%高い1.59%となりました。ドル円は106円台半ばで推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国株高を受けて上昇してのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が朝方の買い一巡後にさらに上値を伸ばすような展開となるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)