10月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の中間決算発表も先月中旬に終わりましたが、決算発表終了から1カ月近くが経過したこともあってアナリストによる業績予想や投資判断、目標株価などの見直しも一通り進んだとみられます。そこで今回は決算後に強気(強気とやや強気の合計)の投資判断が増えた銘柄を取り上げてみました。
具体的には決算後に強気の投資判断が2人以上増えたものをTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。そのなかで決算発表後に強気の評価が3人増となったのが通期の営業利益を上方修正したスズキ(7269)です。そして2人増となったのが新日鉄住金(5401)と東芝(6502)、商船三井(9104)で、この3銘柄は年初来高値を更新しています。