このレポートのまとめ
- スポティファイは4月29日(月)寄付き前に決算発表する
- アルファベットは4月29日(月)引け後に決算発表する
- ゼネラル・エレクトリックは4月30日(火)寄付き前に決算発表する
- ゼネラル・モーターズは4月30日(火)寄付き前に決算発表する
- マクドナルドは4月30日(火)寄付き前に決算発表する
- メルクは4月30日(火)寄付き前に決算発表する
- ファイザーは4月30日(火)寄付き前に決算発表する
- アドバンスト・マイクロ・デバイセズは4月30日(火)引け後に決算発表する
- アップルは4月30日(火)引け後に決算発表する
- トゥイリオは4月30日(火)引け後に決算発表する
- フィットビットは5月1日(水)引け後に決算発表する
- クアルコムは5月1日(水)引け後に決算発表する
- スクエアは5月1日(水)引け後に決算発表する
- ギリアド・サイエンシズは5月2日(木)引け後に決算発表する
- シェイクシャックは5月2日(木)引け後に決算発表する
■スポティファイ(SPOT)
スポティファイ(ティッカーシンボル:SPOT)は4月29日(月)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が-0.43ユーロ、売上高が14.6億ユーロです。
ちなみに2月に発表された、同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想-0.23ユーロに対し黒字の0.36ユーロ、売上高は予想15億ユーロに対し15億ユーロ、売上高成長率は前年同期比+30.1%でした。
プレミアム売上高は+30%の13.2億ユーロでした。ユーザー当たり単価(ARPU)は前年同期比-7%の4.89ユーロでした。ファミリー・プラン、学生プランが全体に占める割合が増えたことがARPU下落の原因です。
プレミアム加入者数は+36%の9600万人でした。これは事前ガイダンス9300万~9600万人の上限でした。グーグル・ホームとタイアップしたキャンペーンが功を奏したのとホリデー・キャンペーンにより加入者が増えました。
マンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU)は+29%の2.07億人でした。世界全体でMAUが伸びました。
顧客離反率は低下しています。顧客のエンゲージメントは良好です。
同社はポッドキャスト市場に大きな可能性を見出しています。同市場でスポティファイはアップルに大きく劣後しています。
2019年度のグロスマージンは、ポッドキャスト事業への投資で下方圧力を受けます。22~25%を見込んでいます。なお長期でのグロスマージン目標は不変で30~35%を見込んでいます。
第1四半期売上高は、予想14.7億ユーロに対し新ガイダンス13.5~15.5億ユーロが提示されました。
2019年度売上高は、予想67.1億ユーロに対し新ガイダンス63.5~68億ユーロが提示されました。
■アルファベット(GOOG)
アルファベット(ティッカーシンボル:GOOG)は4月29日(月)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が10.46ドル、売上高が373.8億ドルです。
ちなみに2月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想10.91ドルに対し10.95ドル(但し一時益を除く※)、売上高が予想389.1億ドルに対し392.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+21.5%でした。
(※)今期のGAAP 一株当たり利益(EPS)は12.77ドルでしたが、これは12.52億ドルの非流通債券に絡むペーパー・ゲインを一時益として計上しています。
グーグル・プロパティーズ売上高は270.2億ドルでした。前年同期は222.4億ドルでした。
グーグル・ネットワーク・メンバー・プロパティー売上高は56.1億ドルでした。前年同期は49.9億ドルでした。
アザー・ベッツ売上高は1.54億ドルでした。前年同期は1.31億ドルでした。
グーグル営業利益は97億ドルでした。前年同期は85.95億ドルでした。
アザー・ベッツ営業利益は-13.3億ドルでした。前年同期は-7.48億ドルでした。
ペイド・クリックは前年同期比+66%、前期比+22%でした。
コスト・パー・クリックは前年同期比-29%、前期比-9%でした。
グーグル・ネットワーク・メンバー・プロパティーにおけるインプレッション数は前年同期比+7%、前期比+7%でした。
グーグル・ネットワーク・メンバー・プロパティーにおけるコスト・パー・インプレッションは前年同期比+5%、前期比+7%でした。
広告売上高に占めるTAC(トラフィック・アクイジション・コスト)は23%でした。前年同期は24%でした。
営業キャッシュフローは129.9億ドルでした。フリー・キャッシュフローは59.1億ドルでした。
■ゼネラル・エレクトリック(GE)
ゼネラル・エレクトリック(ティッカーシンボル:GE)は4月30日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が9セント、売上高が273.8億ドルです。
ちなみに2月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想22セントに対し17セント、売上高が予想321.6億ドルに対し332.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+5.3%でした。
発電部門売上高は-25%、新規受注は-19%でした。
ジェットエンジン部門売上高は+21%、新規受注は+12%でした。
リニューアブル・エナジー部門売上高は+28%、新規受注は+19%でした。
ヘルスケア部門売上高は+2%、新規受注は-2%でした。
石油・天然ガス部門売上高は+8%、新規受注は+21%でした。
電灯部門売上高-16%、新規受注は-16%でした。
運輸部門売上高は+24%、新規受注は-48%でした。
今期フリー・キャッシュフローは49億ドルでした。これは市場予想の40億ドルより多かったです。また住宅抵当証券を巡る司法省との示談は15億ドルの罰金で確定しました。市場予想は25~30億ドルでした。これらのことからGEの手元資金は大幅に改善すると思われます。
シングルAの格付けを維持することに努めます。純負債対EBITDA比率は2.5倍以内に収める考えです。
■ゼネラル・モーターズ(GM)
ゼネラル・モーターズ(ティッカーシンボル:GM)は4月30日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が1.12ドル、売上高が355.6億ドルです。
ちなみに2月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想1.21ドルに対し1.43ドル、売上高が予想363.1億ドルに対し384億ドル、売上高成長率は前年同期比+1.8%でした。
同社は1月11日に修正一株当たり利益(EPS)ならびにフリー・キャッシュフローが予想を上回ると発表済みでした。
北米はシルバラド、GMCシエラなどのピックアップ・トラックがフルモデルチェンジしたことで売上ミックスが良かったです。
2019年一株当たり利益(EPS)は予想6.31ドルに対し、新ガイダンス6.50~7.00ドルが、修正フリー・キャッシュフローは45~60億ドルが提示されました。
■マクドナルド(MCD)
マクドナルド(ティッカーシンボル:MCD)は4月30日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が1.77ドル、売上高が49.4億ドルです。
ちなみに1月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想1.89ドルに対し1.97ドル、売上高が予想51.6億ドルに対し51.6億ドル、売上高成長率は前年同期比-3.3%でした。同社はフランチャイズを再編成中であり、それが売上高前年割れの一因です。
既存店売上比較は+4.4%でした。予想は+3.8%でした。すべてのセグメントで売上は好調でした。
米国の既存店売上比較は+2.3%でした。価格の上昇、ミックスの改善が寄与しました。
海外リード市場の既存店売上比較は+5.2%でした。全般的に好調でしたが特に英国、ドイツ、オーストラリアが好調でした。
ハイグロース市場の既存店売上比較は+4.8%でした。イタリア、オランダが寄与しました。
ファウンデーショナル市場の既存店売上比較は+7.1%でした。特に日本が好調でした。
■メルク(MRK)
メルク(ティッカーシンボル:MRK)は4月30日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が1.05ドル、売上高が104.5億ドルです。
ちなみに2月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想1.03ドルに対し1.04ドル、売上高が予想109.3億ドルに対し110億ドル、売上高成長率は前年同期比+5.4%でした。
2019年度の一株当たり利益(EPS)は予想4.70ドルに対し新ガイダンス4.57~4.72ドルが、売上高は予想44.2億ドルに対し新ガイダンス432~447億ドルが提示されました。
■ファイザー(PFE)
ファイザー(ティッカーシンボル:PFE)は4月30日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が75セント、売上高が130.1億ドルです。
ちなみに1月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想63セントに対し64セント、売上高は予想139.2億ドルに対し139.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+2.0%でした。
2019年一株当たり利益(EPS)は予想3.04ドルに対し新ガイダンス2.82~2.92ドルが、売上高は予想543.1億ドルに対し新ガイダンス520~540億ドルが提示されました。
■アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(ティッカーシンボル:AMD)は4月30日(火)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が6セント、売上高が12.6億ドルです。
ちなみに1月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想8セントに対し8セント、売上高が予想14.5億ドルに対し14.2億ドル、売上高成長率は前年同期比+5.9%でした。
第1四半期の売上高は予想14.7億ドルに対し新ガイダンス12から13億ドルが提示されました。
2019年通年の売上高成長率は予想+7.5%に対し新ガイダンス「一桁台の上の方」が提示されました。
■アップル(AAPL)
アップル(ティッカーシンボル:AAPL)は4月30日(火)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が2.37ドル、売上高が575.1億ドルです。
ちなみに2月に発表された同社の第1四半期(12月期)決算は一株当たり利益(EPS)が予想4.17ドルに対し4.18ドル、売上高が予想840億ドルに対し843億ドル、売上高成長率は前年同期比-4.5%でした。
なおアップルは1月2日に利益警告しています。
第1四半期のグロスマージンは予想に一致する38.0%でした。
サービス売上高は+19%の108.8億ドルでした。サービス・グロスマージンは62.8%でした。これは予想に一致しました。
iPhone売上高は前年比-15%の520億ドルでした。
ウエアラブル・ホーム・アクセサリー売上高は前年比+33%の73億ドルでした。
iPad売上高は前年比+17%の67億ドルでした。
米州売上高は+6%の369億ドルでした。
欧州売上高は-3%の204億ドルでした。
中国売上高は-27%の132億ドルでした。
日本売上高は-5%の69億ドルでした。
アジア太平洋売上高は+1%の69億ドルでした。
第2四半期の売上高は予想589.7億ドルに対し新ガイダンス550~590億ドルが提示されました。グロスマージンは予想38.1%に対し新ガイダンス37~38%が提示されました。
■トゥイリオ(TWLO)
トゥイリオ(ティッカーシンボル:TWLO)は4月30日(火)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が1セント、売上高が2.23億ドルです。
ちなみに同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想4セントに対し4セント、売上高が予想1.85億ドルに対し2.04億ドル、売上高成長率は前年同期比+77.3%でした。
現在のアクティブ顧客口座数は6.43万でした。これは前年同期比+31%でした。ドルベースでの純拡張比率は+147%でした。
買収したセンドグリッドを含めた第1四半期の一株当たり利益(EPS)は予想2セント(比較不可)に対し0セント~1セント、売上高は予想2億ドル(比較不可)に対し2.22~2.25億ドルが提示されました。
2019年度の一株当たり利益(EPS)は予想17セント(比較不可)に対し8~11セント、売上高は予想9.82億ドルに対し10.65~10.77億ドル(比較不可)が提示されました。
■フィットビット(FIT)
フィットビット(ティッカーシンボル:FIT)は5月1日(水)引け後に決算は発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が-22セント、売上高が8297万ドルです。
ちなみに2月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想7セントに対し14セント、売上高が予想5.69億ドルに対し5.71億ドル、売上高成長率は前年同期比+0.1%でした。
560万台のデバイスを平均販売単価100ドル(前年同期比-1%)で販売しました。
第1四半期の一株当たり利益(EPS)予想-16セントに対し新ガイダンス-24セントから−22セントが、売上高予想2.72億ドルに対し新ガイダンス2.5~2.68億ドルが提示されました。
2019年度の売上高は予想15.7億ドルに対し新ガイダンス15.2~15.8億ドルが提示されました。
■クアルコム(QCOM)
クアルコム(ティッカーシンボル:QCOM)は5月1日(水)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が71セント、売上高が48.3億ドルです。
ちなみに1月に発表された同社の第1四半期(12月期)決算は一株当たり利益(EPS)が予想1.09ドルに対し1.20ドル、売上高が予想48.9億ドルに対し48億ドル、売上高成長率は前年同期比-21.3%でした。
第2四半期の一株当たり利益(EPS)は予想69セントに対し新ガイダンス65~75セントが、売上高は予想48億ドルに対し新ガイダンス44~52億ドルが提示されています。
なお、クアルコムはアップルとのパテントを巡る係争に終止符を打つことを先日発表しました。これにより、アップルからクアルコムへ賠償金(金額は未公開)が払われるとともに、5Gのチップに関してはアップルがクアルコムから購入することが決まっています。
■スクエア(SQ)
スクエア(ティッカーシンボル:SQ)は5月1日(水)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が8セント、売上高が4.79億ドルです。
ちなみに2月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想13セントに対し14セント、売上高が予想4.54億ドルに対し4.64億ドル、売上高成長率は前年同期比+64.0%でした。
第1四半期の一株当たり利益(EPS)は予想11セントに対し新ガイダンス6~8セントが、売上高は予想4.74億ドルに対し新ガイダンス4.72~4.82億ドルが提示されました。
2019年度の一株当たり利益(EPS)は予想71セントに対し新ガイダンス74~78セントが、売上高予想22.5億ドルに対し新ガイダンス22.2~22.5億ドルが提示されました。
■ギリアド・サイエンシズ(GILD)
ギリアド・サイエンシズ(ティッカーシンボル:GILD)は5月2日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が1.60ドル、売上高が53億ドルです。
ちなみに、2月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想1.70ドルに対し1.44ドル、売上高が予想55.2億ドルに対し58億ドル、売上高成長率は前年同期比-2.6%でした。
総製品売上高は57億ドルでした。前年同期は58億ドルでした。
2019年度の総製品売上高は213~218億ドルを見込んでいます。
■シェイクシャック(SHAK)
シェイクシャック(ティッカーシンボル:SHAK)は5月2日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株当たり利益(EPS)が13セント、売上高が1.27億ドルです。
ちなみに、2月に発表された同社の第4四半期決算は一株当たり利益(EPS)が予想3セントに対し6セント、売上高が予想1.19億ドルに対し1.24億ドル、売上高成長率は前年同期比+29.3%でした。
既存店売上比較は+2.3%でした。
2019年通年売上高は、予想5.76億ドルに対し新ガイダンス5.7~5.76億ドルが提示されました。既存店売上比較に関しては0~+1%が提示されました。うち+1.5%は12月から実施した値上げによります。