このレポートのまとめ

  1. トゥイリオは2月12日(火)引け後に決算発表する
  2. シスコ・システムズは2月13日(水)引け後に決算発表する
  3. サーベイ・モンキーは2月13日(水)引け後に決算発表する
  4. ティルレイは2月13日(水)引け後に決算発表する
  5. コカコーラは2月14日(木)寄付き前に決算発表する
  6. アプライド・マテリアルズは2月14日(木)引け後に決算発表する
  7. エヌビディアは2月14日(木)引け後に決算発表する
  8. ペプシコは2月15日(金)寄付き前に決算発表する

■トゥイリオ(TWLO)

トゥイリオ(ティッカーシンボル:TWLO)は2月12日(火)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が4セント、売上高が1.84億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想2セントに対し7セント、売上高が予想1.52億ドルに対し1.69億ドル、売上高成長率は前年同期比+68.0%でした。

アクティブ・カスタマー数は61,153でした。前年同期は46,489でした。

第4四半期は、一株利益(EPS)が予想2セントに対し3~4セントが提示されました。売上高は予想1.61億ドルに対し、新ガイダンス1.83~1.85億ドルが提示されました。

トゥイリオはセンドグリッドを買収しました。

トゥイリオ(TWLO)日足チャート
出所:トレードステーション

■シスコ・システムズ(CSCO)

シスコ・システムズ(ティッカーシンボル:CSCO)は、2月13日(水)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が72セント、売上高が124.3億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第1四半期決算(10月期)は一株利益(EPS)が予想72セントに対し75セント、売上高が予想128.6億ドルに対し130.7億ドル、売上高成長率は前年同期比+7.7%でした。

プロダクト売上高は+9%でした。サービス売上高は+3%でした。

地域別では米州が+5%、欧州中東アフリカが+11%、アジア太平洋が+12%でした。

製品別ではアプリケーションが+18%、セキュリティーが+11%、インフラストラクチャが+9%でした。

Non-GAAPグロスマージンは63.8%でした。Non-GAAP営業利益マージンは31.9%でした。

 

第2四半期の一株利益(EPS)は予想72セントに対し新ガイダンス71~73セントが、売上高は予想125.4億ドルに対し新ガイダンス122.4~124.7億ドルが提示されました。なおこのガイダンスはSPVSS事業を分離したため、その数字は反映されていません。

シスコ・システムズ(CSCO)日足チャート
出所:トレードステーション

■サーベイ・モンキー(SVMK)

サーベイ・モンキー(ティッカーシンボル:SVMK)は2月13日(水)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が-2セント、売上高が6,588万ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想-37セントに対し-1セント、売上高が予想6,293万ドルに対し6,521万ドル、売上高成長率は前年同期比+17.9%でした。

売上高に占めるセルフサービス比率は88%でした。セールス・アシステッド顧客数は前期比+10%の3,200でした。

アクティブ・ユーザー数は1,600万人でした。課金ユーザー数は62.1万人でした。これは前年同期より2.1万人多かったです。

顧客のうち75%がアニュアル・プランを選択しています。売上高に占めるサブスクリプション比率は90%でした。リテンション比率は95%でした。売上高に占める米国比率は64%でした。

平均年間顧客当り売上高(ARPU)は418ドルでした。前年同期は364ドルでした。

GAAP営業マージン(ストックオプション、IPO費用を含む)は-145%、Non-GAAP営業マージンは10%でした。ちなみに前年同期のNon-GAAP営業マージンは6.6%でした。

営業キャッシュフローは1,200万ドルでした。ちなみに前年同期は1,620万ドルでした。営業キャッシュフロー・マージンは18%でした。期末のキャッシュは2.57億ドルでした。

第4四半期の売上高は予想6,481万ドルに対し新ガイダンス6,480~6,680万ドルが提示されました。これは前年同期比+14~17%成長になります。Non-GAAP営業マージンは2~3%を見込んでいます。

2018年度の売上高は2.51~2.53億ドルを、Non-GAAP営業マージンは6%を、フリー・キャッシュフローは4,300~4,500万ドルを見込んでいます。

サーベイ・モンキー(SVMK)日足チャート
出所:トレードステーション

■ティルレイ(TLRY)

ティルレイ(ティッカーシンボル:TLRY)は2月13日(水)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が-14セント、売上高が1,245万ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想-12セント に対し-8セント、売上高が予想1,025万ドルに対し1,000万ドル、売上高成長率は前年同期比+85.2%でした。

今期の売上高の全ては医療向けマリファナから上がっています。

グロスマージンは30.5%でした。

営業利益は-2,001万ドルでした。

販売量は1,613キログラムでした。前年同期は684キログラムでした。

平均販売単価はグラム当たり6.21ドルでした。前年同期は7.53ドルでした。

現在はマリファナを増産することに注力しています。また品質を一定に保つこと、ディストリビューター・小売店の販路を開拓することにも力を入れています。

さらに他社とは差別化された商品を開発することを目指しています。

将来的にはグロスマージン50%、EBITDAマージン25~30%を確保したい考えです。

カナダ国内で生産されているマリファナのこれまでの供給量は、同社の予想を下回りました。品質も予想より悪いものしか生産されていません。

オンタリオ州におけるマリファナのネット通販は、低品質のマリファナの影響でネガティブな営業を受けました。

先の米中間選挙で、ミシガン州がマリファナを合法化したことに勇気づけられています。

ティルレイ(TLRY)日足チャート
出所:トレードステーション 

■コカコーラ(KO)

コカコーラ(ティッカーシンボル:KO)は2月14日(木)寄付き前に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が43セント、売上高が70.7億ドルです。

ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想55セントに対し58セント、売上高が予想82億ドルに対し82.4億ドル、売上高成長率は前年同期比-9.2%でした。なおコカコーラはボトラー網を再編成しているので、それが-13%分売上高成長率を押し下げています。

オルガニックな成長率は+6%でした。うちシロップは+4%(但し出荷のタイミングがたまたま決算の締めとの絡みで下駄を履いています)、値上げが+2%、ケース・ボリュームが+2%でした。

2018年の一株利益(EPS)は予想2.07ドルに対し、これまでのガイダンス2.06~2.10ドルが堅持されました。オルガニックな売上高成長率は少なくとも+4%を見込んでいます。

コカコーラ(KO)日足チャート
出所:トレードステーション 

■アプライド・マテリアルズ(AMAT)

アプライド・マテリアルズ(ティッカーシンボル:AMAT)は、2月14日(木)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が79セント、売上高が37.1億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第4四半期決算(10月期)は一株利益(EPS)が予想97セントに対し97セント、売上高が予想40.1億ドルに対して40.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+1.0%でした。

第1四半期の一株利益(EPS)は、予想93セントに対し新ガイダンス75~83セントが提示されました。売上高は、予想39.6億ドルに対し新ガイダンス35.6~38.6億ドルが提示されています。

アプライド・マテリアルズ(AMAT)日足チャート
出所:トレードステーション

■エヌビディア(NVDA)

エヌビディア(ティッカーシンボル:NVDA)は2月14日(木)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が92セント、売上高が22.02億ドルです。

なお同社は1月28日に利益警告済です。それによると、2018年第4四半期売上高はコンセンサス予想27.1億ドルに対し22~27億ドルになるそうです。

加えて、第4四半期のNon-GAAPグロスマージンは、これまでのガイダンス62~63%に満たない55~57%にとどまる見込みです。

前回の決算発表の際、エヌビディアは仮想通貨マイニング・ブームで発生した過剰在庫が売上高を圧迫すると説明しました。

その過剰在庫の整理は、当初の計画通りはかどりました。

しかし、中国の景気が暗転したことで同国からの需要が減退しました。これは新しい展開です。

加えて、高級機「チューリング」が売れてない問題が浮上しています。「チューリング」は、リアルタイム・レイ・トレーシングならびにAIに対応したハイパフォーマンス機種ですが、顧客の買い控えが起きているそうです。

消費者は価格が下がってくるのを待っているものと思われます。

エヌビディアは、既に「チューリング」に基づいた廉価版RTXカードを1月のCES見本市で発表済みです。

ただ、ゲーム向けGPU「パスカル」も未だ商品サイクルの初期にあるため、あまり廉価版RTXカードを強調すると、今度は「パスカル」と喰い合いになるリスクもあります。

一方、エヌビディアのデータセンター向けビジネスも不振です。AIブームは期待したほど大きくなかったという事なのかもしれません。

今期中、成約するはずの案件の多くが土壇場でキャンセルになったそうです。

エヌビディア(NVDA)日足チャート
出所:トレードステーション

■ペプシコ(PEP)

ペプシコ(ティッカーシンボル:PEP)は2月15日(金)寄付き前に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.50ドル、売上高が195.22億ドルです。

ちなみに、10月に発表された同社の第3四半期(9月期)決算は一株利益(EPS)が予想1.57ドルに対し1.59ドル、売上高が予想163.8億ドルに対し164.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+1.5%でした。

新興国での売上トレンドはスナック、飲料の両方とも堅調です。

輸送コストとアルミニューム・コストの増加が、北米飲料事業を圧迫しました。

2018年度の一株利益(EPS)は、予想5.70ドルに対し新ガイダンス5.65ドル~5.70ドルが提示されました。ガイダンスが下がったのは主に為替要因です。通年でのオルガニック成長率は+3%を見込んでいます。

ペプシコ(PEP)日足チャート
出所:トレードステーション