【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 25390.30  ▼21.22 (2/6)
NASDAQ: 7375.28  ▼26.80 (2/6)

1.概況

米国市場は利益確定の売りに押され小幅反落となりました。取引開始後まもなくして100ドル安近くまで売られたダウ平均は持ち直すと前日終値を挟んで小幅に揉み合う展開となりましたが、取引終盤にかけてやや売りが優勢となり結局21ドル安の25,390ドルと4日ぶりに反落し取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も26ポイント安の7,375ポイントと3日ぶりの反落となりました。

2.経済指標等

2018年11月の米貿易収支の赤字額は前月比11.5%減の493億1300万ドルとなりました。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は全11業種のうちコミュニケーション・サービスや不動産、エネルギーなどの8業種が下げ、コミュニケーション・サービスは1%を超える下落となりました。一方でヘルスケアと情報技術、生活必需品の3業種が上げています。

4.個別銘柄動向

市場予想を上回る決算を発表した新聞大手のニューヨーク・タイムズ(NYT)が急伸し10%余り上昇しました。写真・動画共有アプリを展開するスナップ(SNAP)も赤字幅が市場予想より縮小したことなどで目標株価の引き上げが相次ぎ22%高となっています。さらにスマートフォン向け通信半導体を手掛けるスカイワークス・ソリューションズ(SWKS)が20億ドルの自社株買い枠を設定したことで11%以上上げています。

一方で決算で売上高が市場予想に届かなかった音楽配信大手のスポティファイ・テクノロジー(SPOT)が3%近く下げました。また、ゲーム大手のテイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア(TTWO)が売上高の見通しが市場予想を下回ったことで急落し14%近く下げたほか、ゲームソフトのエレクトロニック・アーツ(EA)も売上高の見通しを下方修正したことで13%以上下げています。

5.為替・金利等

長期金利は0.01%低い2.69%となりました。ドル円は110円近辺で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国市場が小幅な下落に止まったことから本日の日本市場は小動きでのスタートが予想されます。こうしたなか買いが優勢となった場合には日経平均が一目均衡表の雲の上限(20,953円)を試すような動きをみせるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)