このレポートのまとめ
- ジョンソン&ジョンソンは1月22日(火)寄付き前に決算発表する
- IBMは1月22日(火)引け後に決算発表する
- プロクター&ギャンブルは1月23日(水)寄付き前に決算発表する
- ユナイテッド・テクノロジーズは1月23日(水)寄付き前に決算発表する
- テキサス・インスツルメンツは1月23日(水)引け後に決算発表する
- レイセオンは1月24日(木)寄付き前に決算発表する
- インテルは1月24日(木)引け後に決算発表する
- インテューイティブ・サージカルは1月24日(木)引け後に決算発表する
- スターバックスは1月24日(木)引け後に決算発表する
■ジョンソン&ジョンソン(JNJ)
ジョンソン&ジョンソン(ティッカーシンボル:JNJ)は、1月22日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.95ドル、売上高が202.8億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想2.03ドルに対し2.05ドル、売上高が予想200.5億ドルに対し203.5億ドル、売上高成長率は前年同期比+3.6%でした。
2018年の一株利益(EPS)は、予想8.15ドルに対し新ガイダンス8.13~8.18ドルが提示されました。売上高は予想812.6億ドルに対し、新ガイダンス810~814億ドルが提示されました。
■IBM(IBM)
IBM(ティッカーシンボル:IBM)は1月22日(火)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が4.85ドル、売上高が218.5億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想3.40ドルに対し3.42ドル、売上高が予想190.4億ドルに対し187.6億ドル、売上高成長率は前年同期比-2.1%でした。
グロスマージンは前年同期と同じの46.9%でした。
コグニティブ・ソリューションズ部門売上高は、前年同期比-6%の41億ドルでした。ワトソン・ヘルス、セキュリティー・ソリューションズ、アナリティックスなどが伸びました。
グローバル・ビジネス・サービス部門売上高は、前年同期比+1%の41億ドルでした。コンサルティングが伸びました。
テクノロジー・サービセズ&クラウド・プラットフォーム部門売上高は、前年同期比-2%の83億ドルでした。クラウド売上高が伸びました。
システムズ部門売上高は前年同期比+1%の17億ドルでした。
グローバル・ファイナンシング部門売上高は、前年同期比-9%の3.88億ドルでした。
2018年度の一株利益(EPS)は予想13.81ドルに対し、これまでのガイダンス13.80ドルが堅持されました。
■プロクター&ギャンブル(PG)
プロクター&ギャンブル(ティッカーシンボル:PG)は1月23日(水)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.21ドル、売上高が171.5億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第1四半期(9月期)決算は一株利益(EPS)が予想1.09ドルに対し1.12ドル、売上高が予想164.5億ドルに対し166.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+0.2%でした。
オルガニック成長率は+4%でした。うちボリュームが+3%でした。残りの+1%は売上ミックスの改善でした。
スキンケア、パーソナルケア、パーソナルヘルスケア商品が良く売れました。
2019年度の一株利益(EPS)は予想4.37ドルに対し新ガイダンス4.35~4.56ドルが、売上高は予想665.8億ドルに対し新ガイダンス655~668億ドルが提示されました。
■ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)
ユナイテッド・テクノロジーズ(ティカーシンボル:UTX)は1月23日(水)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.52ドル、売上高が168.1億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.82ドルに対し1.93ドル、売上高が予想161億ドルに対し165.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+9.6%でした。
オルガニック売上高成長率は+8%でした。商業部門地域別売上高を見ると米州が+10%、欧州中東アフリカが+1%、アジアが+3%でした。米州のOEMは+25%でしたが欧州は-10%でした。中国は+14%でした。
オーチス部門の売上高は+2%の32.2億ドルでした。営業利益は4.86億ドルでした。
UTC空調部門の売上高は+4%の48.8億ドルでした。営業利益は8.44億ドルでした。
プラット&ホイットニー部門の売上高は、+13%の47.9億ドルでした。営業利益は1.09億ドルでした。防衛向けは+20%、民間向けOEMは+18%、アフターマーケットは+9%でした。
UTCエアロスペース部門の売上高は+9%の39.6億ドルでした。営業利益は6.1億ドルでした。防衛向けは+10%、民間向けOEMは+6%、アフターマーケットは+12%でした。
今期の営業キャッシュフローは18億ドルでした。フリー・キャッシュフローは13億ドルでした。
2018年の一株利益(EPS)は予想7.24ドルに対、し新ガイダンス7.20~7.30ドルが提示されました。なお旧ガイダンスは7.10~7.25ドルでした。
売上高は予想644.7億ドルに対し、新ガイダンス640~645億ドルが提示されました。なお旧ガイダンスは635~645億ドルでした。フリー・キャッシュフローに関しては通年で45~50億ドルを見込んでいます。
■テキサス・インスツルメンツ(TXN)
テキサス・インスツルメンツ(ティッカーシンボル:TXN)は1月23日(水)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.28ドル、売上高が37.5億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.53ドルに対し1.58ドル、売上高が予想43億ドルに対し42.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+3.5%でした。
今期のアナログ部門売上高は前年同期比+8%の29.1億ドル、エンベッデッド部門売上高は前年同期比-4%の8.94億ドルでした。
アナログ部門営業利益は前年同期比+14%の14.5億ドルでした。エンベッデッド部門営業利益は-5%の3.1億ドルでした。
純利益は前年同期比+22%の15.7億ドルでした。営業キャッシュフローは21.1億ドルでした。フリー・キャッシュフローは17.4億ドルでした。フリー・キャッシュフロー・マージンは37.5%でした。
今期テキサス・インスツルメンツは6.02億ドルを配当として株主に還元しました。加えて12億ドルの自社株を買戻しました。
同社は決算リリースの中で「全体的に需要の伸びの鈍化が見られた」とコメントしました。
第4四半期の一株利益(EPS)は予想1.38ドルに対し新ガイダンス1.14~1.34ドルが、売上高は予想40.1億ドルに対し新ガイダンス36から39億ドルが提示されています。
テキサス・インスツルメンツの半導体は、自動車をはじめ幅広い分野で使用されています。したがって同社が全般的に需要の伸びが鈍化したとコメントしたことは、ハードウェア全体に暗い影を落とすと思われます。
■レイセオン(RTN)
レイセオン(ティッカーシンボル:RTN)は1月24日(木)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が2.87ドル、売上高が74.5億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.97ドルに対し2.25ドル、売上高が予想66.9億ドルに対し68.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+8.3%でした。
一株利益(EPS)の改善は主に営業効率の改善によります。
第3四半期中の新規受注は87億ドルで、ブック・ツー・ビル・レシオは1.28倍でした。前年同期の新規受注は70億ドルでした。
2018年度の一株利益(EPS)は、予想9.95ドルに対し新ガイダンス10.01~10.11ドルが提示されました。売上高は予想269.6億ドルに対し新ガイダンス270~273億ドルが提示されました。
■インテル(INTC)
インテル(ティカーシンボル:INTC)は1月24日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.23ドル、売上高が190.1億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.15ドルに対し1.40ドル、売上高が予想181.1億ドルに対し191.6億ドル、売上高成長率が前年同期比+18.7%でした。
部門別売上高は、
・コンシュマー・コンピューティング・グループ(CCG)が+16%の102億ドル
・データ・センター・グループ(DCG)が+26%の61億ドル
・インターネット・オブ・シングズ・グループ(IOTG)が+8%の9.19億ドル
・メモリー・グループ(NSG)が+21%の11億ドル
・プログラマブル・ソリューションズ・グループ(PSG)が+6%の4.96億ドル
でした。
グロスマージンは64.5%でした。前年同期は62.3%でした。ノンGAAPベースでのグロスマージンは65.9%でした。前年同期は64.0%でした。
営業利益は73億ドルでした。前年同期は51億ドルでした。純利益は64億ドルでした。前年同期は45億ドルでした。税率は10.4%でした。前年同期は23.8%でした。
インテルは、年初来第3四半期末までに225億ドルの営業キャッシュフローを生みました。年初来フリー・キャッシュフローは112億ドルでした。投資家に126億ドルを還元しました。その中身は配当が41.7億ドル、自社株買戻しが84.6億ドルでした。
第4四半期は一株利益(EPS)が予想1.09ドルに対し新ガイダンス1.22ドル、売上高は予想183.9億ドルに対し新ガイダンス190億ドルが提示されました。
■インテューイティブ・サージカル(ISRG)
インテューイティブ・サージカル(ティッカーシンボル:ISRG)は1月24日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が3.06ドル、売上高が10.5億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想2.66ドルに対し2.83ドル、売上高が予想9.16億ドルに対し9.21億ドル、売上高成長率は前年同期比+14.0%でした。
2018年度の売上高成長ガイダンスは、これまでの+14.5~16.5%から+17~18%へ引き上げられました。
■スターバックス(SBUX)
スターバックス(ティッカーシンボル:SBUX)は1月24日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が65セント、売上高が64.8億ドルです。
ちなみに11月に発表された同社の第4四半期(9月期)決算は一株利益(EPS)が予想60セントに対し62セント、売上高が予想62.8億ドルに対し63億ドル、売上高成長率は前年同期比+10.6%でした。
営業利益は9.57億ドルでした。これは前年同期比-6%でした。
営業マージンは15.2%でした。前年同期は17.9%でした。
グローバル既存店売上比較は+3%でした。うち値上げは+4%、来店客は-1%でした。
米州の既存店売上高は+4%でした。うち値上げは+5%、来店客は-1%でした。
中国アジア太平洋は+1%でした。うち値上げは+2%、来店客は-1%でした。
欧州中東アフリカは+2%でした。うち値上げは+2%、来店客は±0%でした。
今期新規オープンした店舗数は604でした。現在の店舗数は米州自社店舗が9,684、ライセンス店舗が7,770、中国アジア太平洋自社店舗が5,159、ライセンス店舗が3,371、欧州中東アフリカ自社店舗が490、ライセンス店舗が2,830でした。
2019年度の一株利益(EPS)は予想2.63ドルに対し新ガイダンス2.61~2.66ドルが提示されました。売上高は予想261.6億ドルに対し新ガイダンス260~264.5億ドルが提示されました。グローバル既存店売上比較は3~5%のレンジの下のほうになると見ています。グローバルに2,100店舗をオープンする予定です。