【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 24065.59  △155.75 (1/15)
NASDAQ: 7023.83  △117.92 (1/15)

1.概況

米国市場はハイテク株への買いを支えに3日ぶりに反発しました。朝方は小幅に下げる場面もあったダウ平均ですが、底堅さをみせると上げ幅を広げ昼過ぎには190ドル高近くまで買われました。その後、英議会がEU離脱案を否決したことを受けて前日終値近辺まで弱含む場面もありましたが、引けにかけて持ち直すと結局155ドル高の24,065ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も117ポイント高の7,023ポイントとなりました。

2.経済指標等

2018年12月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比2.5%上昇し市場予想と一致しました。また、1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は3.90と前月から低下し市場予想も下回りました。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は全11業種のうち素材と資本財・サービスを除く9業種が上げました。そのなかでも通信サービスとヘルスケア、情報技術、公益事業、一般消費財・サービス、不動産が1%を超える上昇となっています。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄では市場予想を上回る決算を発表した医療保険のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)が3%以上上昇し、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなりました。また、ドラッグストアチェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)との提携を発表したマイクロソフト(MSFT)も3%近く上げています。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスも1%を超える上昇となりました。一方で目標株価の引き下げを受けてスリーエム(MMM)が2%近く下げダウ平均構成銘柄で下落率トップとなっています。ダウ平均構成銘柄以外では、動画配信サービスの料金を引き上げたネットフリックス(NFLX)が6%を上回る上昇となりました。

5.為替・金利等

長期金利は0.01%高い2.71%となりました。ドル円は108円台後半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

昨日の日本市場が昨日の米国株高に先行する格好で上昇していることから本日の日本市場は小動きでのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が昨日の堅調な地合いを本日も維持できるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)