日本時間の今晩は、アメリカの中間選挙です。私はこのつぶやきを19年以上、一営業日も休まずに書き続けていますが、そして今日のつぶやきは第4726号となりますが、なんと今までに一度も中間選挙のことを書いたことがありません。正確には、過去約3百万字の中に、「中間選挙」という4文字熟語を使ったことはたった一回しかなく、それは今年の9月の半ばに、そろそろ総裁選も中間選挙も終わりますね、という文脈で書いただけです。それほど、少なくともここ日本にいるとアメリカの中間選挙は遠く離れた出来事であり、そしてまた、今回の中間選挙は、今までの中間選挙の中ではよほど注目度が高いのでしょう。
それは何故か?恐らく、トランプを嫌いな人が多く、なんとかここで失敗するのを見たいという欲望が強いため、そのような報道が多いのでしょう。しかしそれは、2年前の大統領選や今の世論調査を見ると、トランプを嫌いな人が多いとは一概に云えず、トランプを嫌いな人が情報発信者の中に多い、と表現する方が若干正しいでしょう。実際のアメリカ市民の声は、もっと真ん中にあるのではないかと思います。トランプを支持する人と嫌いな人の数は、半々に近いのではないかと思います。
ではこのことは、マーケットとの関係ではどうなるか?共和党が負けた時よりも、民主党が負けた時の方が、残念感やショックは強く、ということは、どちらかというと共和党が勝った時の株価の反応に賭ける方が、民主党の勝ちに賭けるよりも、ちょっとだけ分がいいでしょうか?今晩、そして明日の日本時間、選挙の行方からは目が離せませんね。そして誰がどういうコメントをするのかも、見逃さないようにしたいと思います。