アスリート、スポーツ選手。私にとっては、とても遠い響きがあります。小さい頃から体が小さくて、力が弱くて、運動神経の鈍い私にとって、アスリートは常に憧れであり、驚異であり、脅威でもありました。音痴だけど、そして楽器は出来ないけれど、音楽は聴けるし、乗れるし、音痴も或る程度は克服しました。絵も下手だけど、アートの審美眼は或る程度付いたと思いますし、字も下手ですが、味のある字ですね、と云われることもあります。しかし、運動だけは、全くイケません。同じ土俵で話すことさえ、気後れします。

ところが最近、歳は取るもので、お付き合いの幅が広くなり、何人ものオリンピアン、しかもメダリストとお話し出来る機会が増えました。しかも何故か話が合って。あ、いや、話を合わせてくれているのでしょう。でも私にとっては、自分の住む惑星と違う惑星が、一緒になったような、そんな感じさえします。アスリートは、やはり私にとっては憧れなのです。

ボクシングの村田諒太さんとも、一杯話す機会が出来て、本当に私は幸せです。今週末にはビッグゲームが!しっかりと応援したいと思います!