昨年度末の3月末に19,200円台だった日経平均はその後20,000円の大台を回復し6月に21,000円手前まで上昇しました。しかし、中国経済の減速懸念が強まるなか8月中旬以降大きく調整し9月下旬には17,000円を割り込む場面もみられました。この間(4-9月)の外国人投資家の売買動向をみると、5月までは買い越し基調が続いていたものの、6月以降売り越しに転じると8月下旬から9月中旬にかけて売りが加速し、トータルで1兆2000億円を超える売り越しとなっています。

昨日はこうしたなかでも外国人持ち株比率が大きく上昇した銘柄を取り上げましたが、今回は外国人持ち株比率が2015年3月末に続いて2015年9月末も2ポイント以上上昇し、連続で外国人投資家が買い増した銘柄をピックアップしてみました。例えばディー・エヌ・エー(2432)では外国人持ち株比率が9月末に3月末に続いて5ポイント以上上昇し、2014年9月末に25%台だった外国人持ち株比率が36%台となっています。また、連続で外国人持ち株比率が大きく上昇したニプロ(8086)では2014年9月末に5%台だったものが20%近くまでアップしています。

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