サンプラザ中野だー!

 トイレットペーパーのことではない。便所に神様がいたのだ。俺は子供の頃から用(主に小)を足す際に朝顔に向かってつばを吐いていた。高校生の頃、仲の良い女子にそのことを言った。すると彼女は「お便所の神様が怒るよ」と言った。「便所に神様なんているわけない」と俺は一蹴した。しかしいたのだ、便所にも神様が。

 突然話は変わるが、今年大活躍したLというチームのB監督、ベンチでつばを吐き過ぎである。ヒマワリの種の皮を吐き出してでもいるのだろうか?

 元に戻ろう。便所の神様の話だ。俺のミクシィフレンドが書いていたのだ。便所の神様の名前は「烏枢沙摩明王」という。「うすさまみょうおう」とお読みするのだそうだ。この神様を奉ることで何と金運が上がるのだそうだ。実際そのミクシィフレンドは給料日前で困窮したとき、臨時収入があったのだそうだ。しかも烏枢沙摩明王を奉り出してすぐ。4日目にだ。俺も早速始めることにした。

 何をすると「奉る」ことになるのか。それは「毎日のトイレ掃除」なのである。ただ漫然と掃除をしていれば良いというものではない。楽しんですることが重要なのだそうだ。「金運が良くなるぞー」と下心丸出しでもかまわない。わくわくしながらやることなのだそうだ。それから掃除の後、あるいは用足しの後、必ずトイレのふたを閉じておくこと。ここから悪い物の怪が入ってくるから。あるいは良い運が逃げていってしまうから、らしい。特に用を足して水を流す際には閉じてから流すべきだそうだ。最後に「烏枢沙摩明王様、ありがとうございます」と紙に書いて便所に貼ること。そして真言を唱えながら掃除をすれば完璧だそうだ。ちなみに烏枢沙摩明王様の真言は「オン クロダノウ ウンジャク  ソワカ」である。ネットで調べるとほかの真言も出てくる。しかしミクシィフレンドに確認したところ、彼女はこの真言を唱えていたそうだ。日本中がこれを励行すれば、景気がどんどん良くなるぞ。みんなで励もう。
爆風スランプコンサートin新宿コマ劇場は12月19/20日です。トイレのふたを閉じて観に来て下さい。