お祭りやスポーツの試合は、大雨になると雨天順延となるのはごく普通のことですが、どうして猛暑の場合には、同じように延期とかにならないのでしょう?
今年の京都の祇園祭は、猛暑のために花傘巡行と呼ばれるパートを、参加者が熱中症になる危険があるとして中止しました。英断とも、当たり前の判断とも云えるでしょう。大雨も猛暑も気象現象。根本的な差はないように思えます。36度を超えたら順延とか、ナイターを使うとか、出来ないのかなぁ、と思ってしまいます。
因みに砂漠の国ドバイでは、気温が50度を超すと学校とか役所などの公共の施設・サービスが止まる法律があります。しかし実際の気温の記録は、何故か49度台が異常に多く、50度超す日はあまりないようです。さもありなん。
真夏の日中、炎天下の試合もいいものです。一概に否定する気は毛頭ありません。ただ京都の例もあるし、ドバイのようなだらしない(?)例もあります。枠組みが変わって来ているかも知れない中、或る程度の柔軟性を持つことが、大切だと思います。