本日、日経平均は引けに向けて何とか値を戻し、めでたくTOPIXと共にプラスで引け、1960年末から1961年頭に掛けて以来、実に約57年ぶりの14連騰となりました。
これで日本タイ記録です。この調子だと、今晩のアメリカで余程株式市場が混乱でもしない限り、来週月曜日も投資家たちがお祭り気分で参加し、日本新記録を作りに行くかも知れません。

金融・資本市場は、案外サイクルが短いですから、大抵のことは私が就職してからの間に、1回か2回は起きています。10年おきに金融危機が来るなどとも云われますが、実際そんな程度の感覚で大抵のことは起きます。そうでないにしても、金融・資本市場に関するほとんど全てのことは、私が生まれた後に起きました。ニクソンショックと金本位制の崩壊も、石油ショックもプラザ合意も、全てそうです。

しかし!日経平均14連騰は、最後に起きたのは私が生まれる前です。これは凄い!
得てしてこのような出来事は、過熱感のない中で、あれ?そんなこと起きたの?と、実感を伴わずに起きるものです。しかしこれは、とても希有なことが起きたのです。しっかりと目に焼き付けておきましょう。そして、何故このようなことが起きたのか、その理由を、しっかりと自分なりにでも分析しておくべきでしょう。

この14連騰が始まったのは10月2日ですが、私は10月3日に<株価形成>と云うつぶやきを書きました。株価を形成する要素のひとつが、変わったのでしょう。変わったきっかけは、やはり選挙でしょう。週末と来週初、目が離せませんね!良い週末をお過ごし下さい。