色々と話題の文部科学省。大臣が変わるとのこと。新大臣は、私が存じ上げる限り、経済などにも通じ、国際的視野も含めて、知見のとても広い方です。このタイミングでの文科相就任は、貧乏くじのように考えることも出来ますが、一方で改革すべき問題はあまりにも重大でかつ多く、大いに期待申し上げたいと思います。

学校教育について最近とみに思うのは、教える必修科目が違うのではないかということです。例えば、古文は選択にして、コンピュータ言語を必修にすべきではないでしょうか。歴史も、縄文・弥生、大化の改新から教えてるから、大概戦後史が疎かになります。私の学生時代も、第二次世界大戦以降はウルトラ端折られた記憶があります。これは大問題です。歴史は、逆の順番に教えるべきではないかと。鎌倉時代から昔に時間が回らなくても、戦後史をきちんと学習した方がずっといいでしょう。

コンピュータ言語の基礎的習得も、現代史をしっかり学習することも、国家戦略的にとても大切だと思います。国会も内閣も、前向きになって欲しいですね。