寒波に襲われたこの週末。私は或る所に行く予定だったのですが、空港まで行って直前に飛行機が欠航となり、週末の過ごし方が急に変わることになりました。ま、それもまた良し。

ところでこの週末のセンター試験の日本史Aで、妖怪を使った問題が出ました。水木しげるさんの「図説日本妖怪大鑑」から新ぬりかべと新ぬらりひょん。「妖怪ウォッチ全妖怪大百科」からムダヅカイとロボニャン。この4体の妖怪が登場する背景となっている社会情勢の正誤を問う問題です。面白いことは面白いのですが、問題文を読むと、敢えてこれら妖怪を登場させなくても設問は可能に見え、ウケを狙ったように、私には思えます。日本史選択する受験生が少ないのでしょうか?そして話題を作って興味を惹こうとしたのでしょうか?ま、それはそれで、日本史の先生方の思考パターンとしてはありかも知れません。賑わってナンボですもんね。学問だって、ちゃんと興味を持ってもらって学んでもらわないと意味がない。

誰を主役として捉えるか、そしてその主役の視点を中心にする考え方は、世の中のあらゆる場で重要になっています。証券会社ももっと変わらなければいけません。頑張ります。