東京の街はお盆でガラガラです。まるで正月のように道路もとても空いています。毎年こんなに空いていたでしょうか?やはり不景気なのかなと感じてしまいます。外人にお盆を説明する時に、私はいつも「先祖の魂がみんな故郷に帰ってくる年に一度の集まりだよ」と言うのですが、この説明は欧米人にはとても分かりやすいようで一発で覚えてくれます。しかしお盆の意味は正確には少し違います。お盆は本来は「盂蘭盆(うらぼん)」と言い、それは元々サンスクリット語の「ウラバンナ」という言葉から来ているらしいのですが、ウラバンナというのは「苦しみ」のことであり、先祖の魂の苦しみを取り除く行事のことを盂蘭盆と言うようになったようです。いずれにしろ祖先も含めて都会の人口密度は極端に下がり、田舎の人口密度は暴騰するお盆。こんな民族大移動を毎年している国ってやはり日本だけでしょうか?
(追伸:トトマネチョは今晩迄です!)