当社の或る社員が今日、親不知を抜きました。ちょこっと会社を抜け出して、簡単に抜いてきたようです。親不知は原始人には4本きれいに生えていたそうで、その頃は生肉や生の穀物など堅いものを食べることが多かったので、食物をよく噛んだり磨り潰せるように大きな臼歯があり、上下の顎もよく発達していたのでしょう。現代はどんどん食べ物が軟らかくなってきたので顎が発達せず、その結果親不知の生える隙間が充分になく、斜めに生えたりして痛くなったりする訳です。
私は小さい時からエンゼルパイのような柔らかいものよりせんべいが大好きでいつもバリバリ食べており、煮干しや小女子(こうなご)も好きだったので顎がよく発達したようです。親不知は4本きれいに真っ直ぐ生えており、なんら問題がありません。中学生の時に虫垂炎になり切った盲腸もお医者さんに言わせると特大サイズでした。私はどこか原始人に近いのでしょうか?