マネックスのオフィスからは都心部が広く見渡せます。普段見慣れている風景ですが、よく考えると妙なことに、建設中の大型ビルが多数あります。数えてみると建設用の大型クレーンが見えるだけでも20機はありました。どう見ても景気低迷中の国の風景というよりは、バブル真っ最中だった頃の香港のようです。一方、病院を経営している友人に聞いた話では、来院者、特に入院者が最近めっきり減ったということです。不景気の影響が、医療の領域にまで浸食しているのでしょう。個人はお医者さんに掛かることまでも節約しているのに、都心では大企業が次々に大型ビルを建てている。この不釣り合いの理由は何でしょうか?