5月のパフォーマンス
5月の戦略ポートフォリオのパフォーマンスはベンチマークに劣後した。それでもコア30銘柄はTOPIXを上回った。ソフトバンクグループ(9984)とキオクシアホールディングス(285A)が入っていなくてTOPIX並みというのは健闘したほうだろう。
表1.5月のパフォーマンス
出所:QUICKデータより筆者作成
いまのAI半導体株・一極集中相場では分散された戦略でベンチマークに勝つのは難しい。だからと言って自分のポートフォリオをAI半導体株に一極集中させるのはリスクを取り過ぎである。あくまで長期的な観点から戦略(銘柄)の分散を維持するべきだと思う。たとえば、一時は圧倒的にパフォーマンスが良かった高配当ストラテジーが足元ではまったく機能しないが、この戦略を見限るわけにはいかない。相場の潮目が来ていないだけで、早晩、復調するだろう。AI半導体株=グロースの対極にある配当株=バリューへの投資を継続することがポートフォリオの分散を図る観点から重要である。
表2.高配当ストラテジーとCXストラテジーのパフォーマンス
出所:QUICKデータより筆者作成
表3.戦略ポートフォリオの累積リターン
出所:QUICKデータより筆者作成
グラフ1.戦略ポートフォリオの累積リターン
出所:Quick AstraManagerよりマネックス証券作成
6月の戦略ポートフォリオ
戦略の分散を図りながらも、ここはコンセントレーション(集中)を強める局面と判断し、コア30を中心に、高配当ストラテジー/CXから10銘柄程度を抽出して、50銘柄のポートフォリオ1本とする。そこにキオクシアを加える。ここからキオクシアを買って大丈夫かとの懸念があるかたは、こちらのレポートをご参照ください(5月22日付 ストラテジーレポート「キオクシアはまだまだ上がると見る理由」)。
表4.6月の戦略ポートフォリオ
