米国・イスラエルによるイランへの直接攻撃から約1ヶ月が経過し、依然として収束の見通しが不透明なことから、世界的に株式市場は軟調な展開となっています。日本株も同様で、日経平均は3月27日までに月間で9.3%安、TOPIXは7.3%安と大きく下落しました。

一方で、この間にも上昇している銘柄があり、今回はTOPIX500を構成する銘柄のうち、この3月に上昇が見られた銘柄をピックアップします。

リストを見ると、陸運セクターのニッコンホールディングス(9072)が3月27日までの月次リターンが33.6%高で上昇トップとなりました。続いて、出版やアニメ事業を手掛けるKADOKAWA(9468)が32.1%高で、2位となっています。この2銘柄は、アクティビスト(物言う投資家)による買い付けが明らかになったことがきっかけで、上昇しています。そのほかにも、カカクコム(2371)やフジ・メディア・ホールディングス(4676)も同様に、アクティビストによる買い増しが判明しており、アクティビストによる株主提案が、先々の企業価値向上につながるといった思惑が買いを呼んでいます。

これらの銘柄は、バリュエーション主導の株高傾向が見られます。先々における、アクティビストの株主還元強化要求などを狙った買いが入り、バリュエーションが上昇していると推察されます。相場が不安定な中で、アクティビストの動きを参考にするのも1つの見方になると思われます。

【日本】相場が軟調な中で、3月に好調な国内大型株をチェックはこちらからチェック