足元では東証スタンダード市場、東証グロース市場が好調に推移しています。不確実性が高い現在において、大型株よりも外需の影響が相対的に低いとされる中小型株が選好されているようです。そこで今回は、東証グロース250指数を構成する銘柄において、年初来騰落率トップ15をピックアップしてみました。

リストを見ると、情報通信セクターの銘柄に資金が集まっていることがわかります。一方で現在の相場の相対的な強弱(又は過熱感)を表すテクニカル指標である14日RSI(相対力指数)をみると、買われすぎとされる70%に近い値である銘柄が散見され、短期的な過熱感が意識される水準です。

リストの銘柄の半分程度は今期の業績ガイダンスも増益を見込む企業であり、その点も投資資金が流入する要因と考えられますが、短期的な過熱感や不確実性が緩和され大型株が買われる際には、巻き戻しが起こる可能性も考えられます。

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