アメリカにeBAYというオークション・サイトがあります。世界で初めてこのコンセプトを導入し、もっとも成功しているサイトです。
このサイトを使って、違法に架空の会社の株券とか、売却制限のある株券を競売にかけようとした人たちに対して、米国証券取引委員会(SEC)から取引中止命令が出されました。(日経マネー情報より)興味深いのは、オークションの仕組みを提供しているeBAY自体に対してはお咎めが無かったということです。インフラの提供とか、自己責任とかに関して、日米の考え方の違いを感じます。アメリカはこの辺りがとてもシンプルで、必要以上の規制とか消費者保護をせず、結果的にとても効率的な社会インフラを作ろうとしているように見えます。