決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は
7月の下旬からスタートした12月決算企業の上期決算発表も8月中旬に終了となりました。それから1ヶ月以上が経過したことからアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は8月9日以降に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあった銘柄（足元の株価を上回るもののみ対象）をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがクラレ（3405）です。多くの事業で販売数量が伸びていることや、円安の効果もあり850億円とみていた通期の営業利益の見通しを890億円に上方修正したことから決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。また、上期の営業赤字が大きく縮小した楽天グループ（4755）でも4社が目標株価を引き上げたほか、電通グループ（4324）でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。
