第1四半期に20%台の増益となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞社の集計では、円安や値上げの浸透、生成AI(人工知能)向けの需要増、業務の効率化による採算の改善などにより、この第1四半期の上場企業の純利益は前年同期比で10%近い増益となりました。そしてこうしたなかには大幅な増益となった銘柄もみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、第1四半期の営業利益が前年同期比で20%台の増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばJR東海(9022)は新型コロナウイルス禍からの移動需要の回復が進んだことに加え、インバウンドの利用も増えたことなどにより、第1四半期の営業利益が前年同期比で25.8%増となっています。また、野村総合研究所(4307)は金融機関向けサービスが好調だったことなどにより、第1四半期の営業利益が前年同期比で20.8%増となっています。

第1四半期の営業利益が20%台の増益となった主な3月決算銘柄はこちらからチェック