損切りと利食いのどちらがより大切かという話が、トレーダー仲間が夜出かけたりするとたまに「お題」になることがあります。
ある人はいつでも大きく儲ける機会はあるので素早く損切りをして次のチャンスに備えるべきだと言い、またある人は結局のところ利益を確定しポジションを閉じなければいつ損に変わるか分からないので、利食いこそがトレーディングの重要なポイントだと言います。
成熟したマーケットであれば、勿論理論的にはどちらがより重要かということはありません。これは心理的な問題だと言えます。私は「利食い」派でした。しかしある時ある人に、それは私が損切りが得意なので、逆に利食いを強く意識するのではないかと言われはっとしました。結局自分のくせ・弱点を認識し、それに対する対処を身に付けて置くことが大切なのかも知れませんね。