フィッシャー・ブラックを始めとして、アメリカでは高名な学者さんが金融界などの実務に携わることが多くあります。
フィッシャーに直接聞いたこともありますが、机上の論理では意味がないので、実際に実務に携わり、実証することを尊重しているのだそうです。ビジネスの現場こそが、最良の実験室だと言っておりました。
アメリカでは学界と政府の交流もありますね(サマーズ財務長官など)。これはあまりやり過ぎるのもなんですが、やはり学問は実際の社会や経済に貢献するためにあるものですから、日本ももう少しこのような動きがあってもいい気がします。