3月決算銘柄の第1四半期決算発表集計
決算発表が続いています。8日は取引時間中や昼休み時間中に博報堂DYホールディングス(2433)や森永乳業(2264)などが決算を発表しました。また、引け後にはディー・エヌ・エー(2432)やテルモ(4543)、リクルートホールディングス(6098)、ニコン(7731)、東京エレクトロン(8035)、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)などが決算を発表しています。
そのなかでもマーケットの関心が高かったのが東京エレクトロンやリクルートホールディングスの決算発表です。東京エレクトロンは生成AI(人工知能)向けなどで半導体製造装置の販売が伸びると見込まれることなどから5820億円とみていた通期の営業利益の見通しを6270億円に上方修正しています。また、リクルートホールディングスは日本の人材派遣事業が好調だったうえ、円安の効果で米国の求人検索サイト事業が増収となったことなどにより、第1四半期の純利益が前年同期比で8.5%増となっています。
もう一つのヒント
8月13日と14日の決算発表スケジュール
7月下旬からスタートした決算発表も来週で終わりとなります。そのため来週は決算を発表する企業が一気に減ります。こうしたなかで13日はマツキヨココカラ&カンパニー(3088)や光通信(9435)などが決算を発表するほか、14日にはトリドールホールディングス(3397)やサンドラッグ(9989)などが決算発表を予定しています。