10年以上前の最高益を更新した3月決算銘柄は
4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げの浸透、旺盛なインバウンド（訪日外国人）需要などを背景に増益となる企業が目立ちました。そしてそうした企業のなかには最高益を更新したものもあります。そこで今回は2024年3月期の営業利益が10年以上前の最高益を更新した銘柄をピックアップしてみました。
例えばホンダ（7267）は主力市場の北米で販売が伸びたことや、円安の効果もあり2024年3月期の営業利益が前期比で77％増となり、2008年3月期の最高益を16年ぶりに更新しています。また、サンリオ（8136）もキャラクター商品販売店やテーマパークの来客数が増えたことなどから2024年3月期の営業利益が前期比で2倍となり、2014年3月期の最高益を10年ぶりに更新しています。
