増益を見込む通期予想達成に向けて順調なスタートを切った12月決算銘柄は

4月下旬からスタートした12月決算企業の第1四半期決算発表も5月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げの浸透、旺盛なインバウンド(訪日外国人)需要などを背景に増益となる企業が目立ちました。そしてそうした銘柄のなかには増益を見込む通期予想達成に向けて順調なスタートを切ったものもみられます。

そこで今回は第1四半期の営業利益が増益となったTOPIX500採用の12月決算企業のなかから、増益を見込む通期予想に対する第1四半期の進捗率が30%以上となった銘柄をピックアップしてみました。例えばコーセー(4922)は欧米を中心に展開する「タルト」ブランドの販売が好調なことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で35.5%増となり、前期比で25.1%を見込む通期予想に対する進捗率が39.5%となっています。

増益を見込む通期予想に対する第1四半期の進捗率が30%以上となった主な12月決算銘柄はこちらからチェック