会社予想を10%以上上回り増益となった2月決算銘柄は

4月に入りスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も4月中旬にほぼ終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、経済再開による外出機会の増加やインバウンド(訪日外国人)需要の回復、値上げによる販売価格の適正化などにより増益となる企業が多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには会社予想を大きく上回って増益となったものもみられます。

そこで今回は2024年2月期の営業利益が会社予想を10%以上上回り増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば東宝(9602)は「ゴジラ-1.0」や「名探偵コナン黒鉄の魚影」といった映画が好調で、2024年2月期の営業利益が前期比で32%増となり会社予想を18.5%上回っています。また、ハイデイ日高(7611)でも既存店売上高が好調で2024年2月期の営業利益が前期比で7.5倍となり会社予想を11.7%上回っています。

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