第3四半期の営業利益が2倍以上の増益となった3月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も今週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済正常化による需要の回復や値上げ、円安、堅調な米国経済などを追い風に増益となる銘柄も目立ちました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第3四半期の営業利益が前年同期比で2倍以上の大幅な増益となった銘柄をピックアップしてみました。
例えばコニカミノルタ(4902)は会社に出社する人が増えるなか主力のオフィス向け事務機が堅調に推移したことに加え、コスト削減の努力などもあり第3四半期の営業利益が前年同期比で2.5倍となっています。また、三菱ケミカルグループ(4188)も産業ガスが日米などでの値上げで採算が改善したことなどから第3四半期の営業利益が前年同期比で4.4倍となっています。