決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は

7月の下旬からスタートした12月決算企業の上期決算発表も8月中旬に終了となりました。それから2週間以上が経過したことからアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は7月中に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあった銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが中外製薬(4519)です。前年に訴訟の和解に伴う一時金収入を計上していた反動が出て上期の営業利益は前年同期比で減益となりましたが、新製品や主力薬などが幅広く好調に推移していることで製商品売上高が前年を上回ったことから決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。また、ルネサスエレクトロニクス(6723)とキヤノン(7751)、大塚ホールディングス(4578)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。

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