決算発表後に証券会社が目標株価を引き上げた12月決算銘柄は
4月の下旬からスタートした12月決算企業の第1四半期決算発表も5月中旬に終了となりました。それから3週間以上が経過したことからアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は5月1日から10日に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあった銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが大塚商会(4768)です。半導体や資材などの調達が改善しパソコンやサーバー、複写機などの出荷が拡大したことや、オフィス用品のカタログ通販サービスも堅調に推移したことなどで第1四半期の営業利益が前年同期比で22%を超す増益となったことから決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。また、ホシザキ(6465)とアシックス(7936)でも決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。