3月決算企業の本決算発表集計
4月20日のディスコ（6146）を皮切りに3月決算企業の本決算発表が始まっています。先週は大型連休の谷間で決算を発表する企業も一旦減りました。しかし、連休が明けた今週は再び多くの企業が決算を発表しています。昨日も取引時間中に三菱重工業（7011）やトヨタ（7203）、日本製鉄（5401）などが決算を発表したほか、引け後には富士フイルムホールディングス（4901）や住友金属鉱山（5713）、パナソニックホールディングス（6752）、三井不動産（8801）などが決算を発表しています。
そしてそのなかでもマーケットでの関心が特に高かったのが取引時間中の13時55分に決算を発表したトヨタです。株価は後場に入り前日の終値近辺で推移していましたが、2024年3月期の営業利益が半導体不足などの影響が緩和し生産台数が回復することなどで前期比10.1％増の3兆円となり、最高益を更新する見通しを示したことから決算発表後に一時2.5％高まで上げ幅を広げ年初来高値を更新しています。
もう一つのヒント
12日の決算発表スケジュール
4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表が佳境を迎えています。こうしたなか明日も多くの企業が決算を発表する予定です。取引時間中には大成建設（1801）やマツダ（7261）、東芝（6502）などが決算を発表する予定です。また、引け後にはいすゞ（7202）やオリンパス（7733）などが決算発表を予定しています。
