今日は金曜日。今年もあと丸2週間しかありません。残り約4%か。今週末は鎌倉殿の最終回だしなー。もう完全に年末ですね。一昨日書いたように、年末に向けて自分自身のポートフォリオのチェックとリバランスも行わねばならないし、来年の見通しを自分に対するメモも兼ねて、つらつらと整理したいと思います。

先ずインフレ、主にアメリカのインフレはどうなるか?戦争によるエネルギーや食糧の高騰、輸送ルート・方法の変更による輸送コストの高騰、ESGを背景としたエネルギーミックスの変化、働き方改革、そしてコロナによる働き方に関する意識変化とそれによる労働力の減少と人件費の高騰。今回のインフレの要因は幾重にも多層になっています。なのでそう簡単に解決はしないと感じています。

そして何よりも、このインフレの基盤となっているのは、コロナ対策で国が大量のお金を刷って、国民にばら撒いたことです。この大量の流動性が市中に溢れ、インフレを惹起しています。金利を上げるだけでは恐らく足りなくて、この過剰流動性を吸い取らない限り、インフレは止まらない、少なくとも価格は下がっては来ない(デフレにはならない)と思います。

しかし、いつまで・どこまでインフレと金利上昇は続くのだろう?という恐怖から、今は、いつインフレは終わるのだろう、金利はどこでピークアウトするのだろう、そしていつ金利は下がり始めるのだろう、と様子を伺うようになっています。出口のない恐怖から、出口を冷静に見極めるようになった。来年(2023年)は金利は下がり始めなくとも、遅くとも2024年には必ず下がるだろう。株式市場は先を読みに行くので、そういう考えが、米国株式市場をどこかで押し上げ始めると思います。特に打ち込まれたグロース株とか。そんな感じかなぁ。

その他には、為替はどうなるか分かりにくい、日本株は色々なポジティブな要素がある、などと考えているのですが、長くなったのでそれはまた来週にでも書きたいと思います。良い週末をお迎え下さい!