今日、用事があって母校(大学)に行きました。卒業してからも何回も行きましたが、そのキャンパスに(授業は出ずに友達に会いにとお昼を食べに)通っていた頃からは、もう40年近くが経ちます。現地に着いてから約束の時間までちょっとだけ時間があったので、迷わず生協の本屋さんに行きました。

場所も間取りも以前と全く変わらず。無駄な本と云っては失礼になりますが、あまり売れそうにない本もいっぱいあり、カテゴリーもとても広くて、かなり楽しい空間でした。大学生や研究者向けだからこうなるのでしょうね。一般の本屋さんはどうしても売れ筋を置きがちになるでしょうから、そもそもの運営思想が違うように感じました。しかしこれは面白い。本屋さんらしい、新しい出会いへの期待を強く感じました。

そして実際に、「ボーアとアインシュタインに量子を読む」なんて本を買ってしまいました。私の興味のあるところ。しかし私に読めるだろうか?でも学生の頃は、分からないものを読んで、想像して、理解しようとしたのだから、そして最初はチンプンカンプンの本もいっぱい買ったのだから、いいじゃないか、と思います。頑張ってゆっくり読んでみます。

キャンパスのその他の部分は見る時間が殆どありませんでしたが、時間が止まったように、40年前とほとんど変わっていませんでした。それがいいのか悪いのか分かりませんが、光と風は心地良いものでした。