大きい楠は各地にありますが、古墳の上に生える大楠を見る機会がありました。樹齢は1500年程度でしょうか。今年は何故か大楠を見る機会が多く、同じような規模や古さのものを3本見ました。どれも神々しいというか、異様な生命力と、日本史の教科書に書かれている歴史を生き証人として綿々と見てきたのだな、という実感が伝わってきて、自然と畏怖の念が生じます。

植物の生命力は独特で、どうしてこのような形でも未だ生きているのだろう?と思うこともしばしばあります。それに比べると人の一生はとても短くて、だからこそ企業とか社会とか、文学・芸術など、違う形で何かを残そうとするのでしょうか。私は海が好きなのですが、山や木々を見た方が気持ちが落ち着きます。木々を見つめながら、過去を想い、そして未来を想うのは、中々気持ちのいいことです。

さて明日からまた三連休ですね。良い週末をお迎え下さい!