前期の最高益を20％以上の増益で更新する見通しの3月決算銘柄は
4月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も5月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると2022年3月期の経常利益は世界経済が新型コロナウイルス禍から回復し、自動車やデジタル機器の需要が伸びたことなどから前期比で32％を超す増益となりました。しかし、2023年3月期は増収減益となる企業が増えることもあり前期比で2％程度の増益に止まる見通しです。
このように小幅な増益となる見通しの2023年3月期ですが、こうしたなかでも営業利益の最高益更新が見込まれている銘柄があります。そこで今回は前期の最高益を20％以上の増益で更新する見通しの銘柄をピックアップしてみました。例えばオリンパス（7733）は主力の消化器内視鏡システムを欧州や日本、アジア地域で拡販することなどで2023年3月期の営業利益が前期比で34％近い増益となる見通しで2022年3月期の最高益を更新する見込みです。
