明日はマネックスグループの株主総会です。上場企業にとっての一年で最大の行事、けじめの日であり、盆暮れ正月年度末が全てまとめて来るような感じです。私にとっては23回目の上場企業株主総会の議長を務めることになりますが、何度やっても特別な緊張感があります。マネックスグループは、日本における証券ビジネス、資産運用ビジネス、暗号資産関連ビジネス、米国における証券ビジネス、香港における証券ビジネス、などを中心にグローバルに展開する企業体です。株主総会では株主の皆さまに事業活動の説明をして、取締役の選任議案などをお諮りすると共に、株価、戦略、ガバナンスなど、様々なご質問にお答えします。厳しいご指摘も受けることでしょう。会社のオーナーである株主の皆さまに、真摯に、正しく、丁寧に、ご説明し、お答えしたいと思います。では、良い週末をお迎え下さい!
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。