営業利益が前の期に記録した最高益の2倍以上となった銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も5月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると2022年3月期の経常利益は世界経済が新型コロナウイルス禍から回復し、自動車やデジタル機器の需要が伸びたことなどから前期比で32%を超す増益となったとのことです。そしてこのような大幅な増益となるなか2022年3月期に営業利益が最高益を更新した銘柄もみられます。

そこで今回は2022年3月期の営業利益が前の期に記録した最高益の2倍以上となった銘柄をピックアップしてみました。例えば宝ホールディングス(2531)では子会社のタカラバイオ(4974)が手掛ける新型コロナウイルス向けのPCR検査試薬が伸びたことなどで2022年3月期の営業利益が前期比で2.0倍となり2021年3月期の最高益を更新しています。また、タカラバイオの2022年3月期の営業利益も2.1倍となり2021年3月期の最高益を更新しています。

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