2021年末から、物価の上昇が続いています。さらにロシアによるウクライナ侵攻により、今後の物価も心配なところです。とはいえ、私たちの収入はなかなか増えない……。この状況下で、どのように家計をやりくりしていくべきかを考えていらっしゃる方もいるでしょう。

今回は、食費にターゲットを充て、我が家の食費管理術についてお伝えしたいと思います。私ごとで恐縮ですが参考になれば幸いです。

食費の管理は「週予算」が基本

我が家の食費管理は、物価が上がっても変わりません(ある意味、意地です)。1週間の予算を1万5,000円と決め、やりくりしています。

月にすると7万5,000円もいかないほどです。節約を頑張っている方からすると、少し多いのではと感じるかもしれませんが、我が家は現在、夫婦と子ども5人(6人いますが1人別居)の合計7人暮らしですので、十分がんばっていると思っています。

この1万5,000円のうち、1万円をQRコード決済にチャージ、5,000円を「家計財布」という家族の共有財布に入れるのが基本形です。その週の買い物予定により、チャージを多めにしたり、現金を多めにしたりと調整しています。

予算が毎週ずっと同じなので、物価が上がると買える食材が減ってしまいます。そのため、できるだけ旬のもので、安く手に入るものを中心に、食材をそろえています。特に最近は食物油や野菜が高くなっていると感じるため、店ごとで値段を比較して購入しています。

とはいえ、安売りのチラシが入っていたとしても、あえてそのためだけに買い物に行くことはありません。基本週末に買い物し、もし不足があれば週半ばに最低限を買い足しする程度です。

我が家の「家計財布」やQRコード内の残高を確認しながら、毎週同じようなペースでお金を使うように意識しながら買い物をしています。ちなみに、食費はあくまで食材の費用であり、お酒は各自の小遣いからというルールにしています。

ふるさと納税も積極的に活用

米や肉、魚、野菜などは、毎月ではありませんが「ふるさと納税」の返礼品を使い、予算を使わないような工夫もしています。夫婦共働きということもあり、ある程度の金額を寄付できるので、やりくりには助かっています。

ふるさと納税には、新型コロナウイルスの影響を受けた外食産業、農家等の支援のために増量している返礼品もありますし、災害支援というものもあります。自分にとってお得で、自治体には寄付を有効に活用してもらえる、そのようなものであってほしいと思うため、比較的「支援」に重きを置いて寄付先を探します。

一度に寄付をすると一度に返礼品が来て、冷蔵庫に入らなくなってしまうので、計画的に寄付をしています。米は月に15kgほど届くようにしています。もちろん、届かない月もありますが、その場合は食費の予算から購入します。

肉も量が多めのものを選ぶことが多いです。鮮度の良い野菜、漁師さんから直送される売り物にできなかった魚など、冷蔵庫のバランスを見ながら寄付をし、いただいています。

大きな塊で届くような食材は、あえて小分けにして冷凍保存することで長期間楽しむことができます。ふるさと納税の寄付額は、翌年の住民税の減額分となって戻るため、食費に換算はしていません。

日々の食事はまとめ買いと小分け保存をしながら、あるもので調理する

1週間の予算を決めていると、人気の「コストコ」は使えないのでは?と思われる方もいるようですが、そこは工夫次第です。

我が家では、3週分の予算をもって買い物をし、3週間はその残りを割り振って不足分を買い足し、それでも足りなければ「4週目の予算の一部を前借りする」というやりくりで、帳尻を合わせています。

食材はやはり小分けにして保存し、使用するたびに解凍して調理しています。

このような買い物と食材管理ですから、我が家は比較的食材を溜め込んでいる家ではないかと思います。ですから、食べるときは、冷蔵、冷凍庫の食材を確認して、あるもので楽しんで調理しています。

凝ったメニューを作るために食材をそろえるというよりは、あるもので工夫しながら料理をしていくというイメージです。今は長期保存できる缶詰でいろいろな調理ができますし、レシピのサイト、アプリも沢山あるので、それらを参考にすることもあります。

また、無駄は極力出しません。食べ残しもできるだけないように、そのときの子どもたちの空腹度に合わせ、量を調整しています。

このように、特に特別なことはしていない食費のやりくりですが、今のところ「支出が増えて仕方がない」という事態にはなっていません。この先、食材の値段が全体的に上がってしまうようなら、予算自体を上げる検討も必要になるかもしれませんが、今は季節による値段の変動をうまく活用し、工夫して乗り切ることができています。

まとめると、「1週間の予算管理」、「ふるさと納税の活用」、「まとめ買いと小分け保存」、「調理の工夫」が、我が家の食費コントロールの手法となっています。

ただ、これらの手法は家庭によっては向き、不向きもあるでしょう。各々の家庭に合った食費コントロールの方法を、家族で話し合っていただければ、今のこの物価高騰の時期を乗り越えられるのではないかと思います。