決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は
1月の下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表と並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表でそれも先月中旬に終了となり、それから1ヶ月程度が経過しています。そのためアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しも一通り進んだと思われます。そこで今回は2月7日から2月10日に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがルネサスエレクトロニクス(6723)で、自動車の電動化や高機能化で制御に使うマイコンなどの搭載数が増えていることから2021年12月期の営業利益が前期比で2.8倍と急拡大したことで決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、シマノ(7309)とINPEX(1605)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。