第3四半期の利益が3倍となった3月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も今週前半でほぼ終わりとなりましたが、コスト削減を進めたことや経済回復にともなう需要増を取り込んだことで大幅な増益となった企業も多くみられました。そこで今回は第3四半期の営業利益や当期利益が前年同期比で3倍となった銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。
例えばアルプスアルパイン(6770)は米アップルのスマホなどに採用されているピント調節部品(アクチュエーター)やスイッチなどの部品の販売が伸びていることなどからこの第3四半期の営業利益が前年同期比で3.2倍となっています。また、SCREENホールディングス(7735)も主力の半導体製造装置事業でファウンドリー向けやメモリー向け、ロジック向けの販売が大幅に伸びたことで第3四半期の営業利益が前年同期比で3.1倍となっています。