3月決算企業の第3四半期決算発表集計
先月の下旬から3月決算企業の第3四半期決算発表が始まっています。スタート当初は決算を発表する企業も多くありませんが、それも徐々に増え昨日もTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても20社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に2月7日の決算発表を早速集計してみました。
そのなかで決算発表を受けて株価が大きく上げたのが三菱重工業(7011)で、国産ジェット旅客機の事業化凍結に伴う開発負担の減少に加え、フォークリフトなどの物流機器や自動車部品の販売が好調だったことなどで前年同期の水準を大幅に上回る営業利益を確保したことから決算発表直後に一段高となりました。一方でSUBARU(7270)は想定を上回る半導体の供給不足の影響で通期の営業利益の見通しを1500億円から1000億円に下方修正したことで決算発表直後に下げ幅を広げています。
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明日の決算発表スケジュールは
3月決算企業の第3四半期決算発表が先月下旬から始まっています。スタート当初は決算を発表する企業もわずかでしたが、それも徐々に増え今週も多くの企業が決算発表を予定しています。こうしたなか明日は取引時間中の13時25分にトヨタ(7203)が決算を発表するほか、引け後には富士フイルムホールディングス(4901)やホンダ(7267)、ヤマトホールディングス(9064)などが決算を発表する予定です。